平成23年6月20日
(財)寿崎育英財団奨学生への理事長からの報告
理事長   寿崎 肇

2011年国際ロータリー第102回年次大会に出席した報告です。

場所は米国ルイジアナ州ニューオリンズ、日時は2011年5月21日から25日まで。
成田発5月21日16:05デルタ航空。アトランタ着5月21日15:50.アトランタ発17:27デルタ航空ニューオリンズ着18:02.時差1時間でフライトは1時間30分でした。
成田アトランタは約12時間、高度は9700メートル時速1000キロ、追い風が100〜200キロ。

ニューオリンズは日本の屋久島と同緯度。アトランタのある州はジョージア州。ニューオリンズはルイジアナ州。ルイジアナ州はスペイン領、フランス領を経て米国領に値段は15億ドル。ナポレオンの時代との話でした。ニューオリンズはミシシッピ川の下流域メキシコ湾岸にありスペインとフランスの異なる文化が入りまじって独特の雰囲気を醸し出している町です。
ニューオリンズの観光客の多さは、風速180メートルのハリケーンカトリーナ以後とのお話でした。ニューオリンズは造船やメキシコ湾の石油などでこの町の経済が支えられている、とのことでした。音楽の町でデキシーランドジャズで有名なニューオリンズです。
日本との時差は△15時間、サマータイムの今は△14時間(3月14日から11月7日まで)気温は最高の平均29℃最低18℃、電圧120V、ハガキ98セント、タクシー初乗り2ドル50セント、200メートル毎20セントプラス。1人乗れば基本料金プラス1ドル、3人なら初乗り5ドル50セントに、サービス料金15パーセント、レストランで15パーセント。ホテルポーター荷物1個1ドル、枕銭1泊1ドル。以上アメリカでの情報です。

5月22日(日)開会式、朝6時半から日本人親善朝食会に来賓の挨拶がありました。
イタリー出身のRI理事のお話は、イタリーでの大地震に日本の支援に感謝の言葉とイタリー人は感情的な人間が多い、日本の今度の大震災を見て、自分の感情より大切なものを学びました。日本人のプライド、他人の為に尽くすことを日本人は示してくれました。次期財団管理委員長は1日も早い日本の復興を祈ります。この度の大震災はロータリアンの素晴らしさと、世界を1つにして下さった日本人に感謝など7人の方が日本人への賞賛の挨拶でした。
朝食会が終わって全員バスでハリケーンカトリーナで被害を受けた跡を見学に行きました。ハリケーンカトリーナは05年8月24日午前風速180メートル米国史上最大の被害をもたらしたハリケーンでした。
80%の家が水にもぐってしまい、60万人が住家から押出された。と
別のロータリアン女性の方は「私のロータリアンクラブは40名居ましたが生き残ったのは6名でした。家族の生きていた事を4日後に知りました。」
別の女性ロータリアンは「日本の現状を見て当時を思い出しました。日本の再建は長距離マラソンです。」と
6年後のニューオリンズの今の姿は全然ハリケーンの跡は見えませんでした。
家は皆新しく見えました。


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