令和3年3月22日
公益財団法人 壽崎育英財団の奨学生の皆様へ
理事長   寿崎 肇
 

拝啓 コロナ禍のときお元気でしょうか。熱さ寒さも彼岸まで。桜の季節が楽しみです。今回は皆様から頂いた近況報告は2月分が大部分です。卒業、進学の方々の新しいお仕事の志。大学院など新しい勉強への歓びなど、希望に満ち満ちた近況報告です。読ませて頂き、書き写させて頂きながら感激感動の皆様のお手紙です。育英財団の理事長として、これに越えたよろこびも幸福もございません。有難いことでございます。では最初のお方より始めます。宮崎の方のお話が多いですが財団の奨学生の総数は150名で、当初4県30名でしたが、宮崎は指示により50名になりました。

最初の方は宮崎の観光産業について論じておられ「食」について観光客が宮崎県ならでは、とはどうあるべき。と。では、

○2月で卒業論文の執筆と発表会が終了し、1年間の研究を終えることができました。内容としてはで「宮崎県の観光産業における中枢的価値とは何か」をテーマに観光客、地域住民、観光提供者の三者の回答を集計し、共通している価値があれば、それが中枢的価値になりうるものであると考えそれらを考察し、その価値の魅力向上方法について提案するという論文を作成しました。地域住民は250名以上に意見をもらい観光提供者には、行政、民間の3団体に調査を実施しました。調査結果として中枢的価値は「食」が三者の共通する意見となりました。しかし「食」といっても空腹を満たすためだけの「食」や綺麗な景色を見ながらフルコースを食べたいという「食」など抽象的であると考えました。そして「食」と回答した人の意見を見てみると、新鮮で美味しい割に安いなど相対的な意見が多く「宮崎県ならでは」の絶対的な価値とは言えないという考査になりました。「食」が重要な価値であることは調査からも言えるため「食」が観光客に魅力的に伝わるためには宮崎県の食の魅力を十分に理解したうえで、どのように加工、調理し、どのように販売、提供するのかが「食」をはじめとする宮崎県の魅力的な観光資源をさらに魅力的に伝えるうえで鏡となると考えました。このことから価値が観光客に提供されるまでの過程で魅力が変化するため「人」が中核的価値となると考察しました。宮崎県の人の良さは観光客と地域住民からも評価されており、ある調査によると「ホスピタリティの高い国内観光地ランキング」で沖縄に次いで全国2位となり地域住民の幸福度ランキングは全国1位であり「人」が価値であるといえると結論づけました。このような研究となり研究段階で様々な観光提供者や大学教授、地域の方々の支えがあったおかげで研究を終えることができました。学生生活も残り1ヶ月となりましたが、楽しみながら学んでいきたいと思います。

とおっしゃっておられます。
宮崎に観光に行ってみたい、食事も楽しいし元気な内に是非。と話を聞いた人が行きたい宮崎と言って下さる。外国人も日本人も今までの2倍くらい希望者が増える要因を作って下さる提案のように感じました。ありがとうございました。


次の方は就職も決まり、学生寮に6年から会社の社宅へ。節分の日が変わったので恵方巻を買って記念に。では、

○今年は124年ぶりに節分が2月2日であったということで今年こそはと思い、スーパーに恵方巻を買いに行きました。毎年廃棄が問題になっていることもあり、まだ在庫もあるだろうとふんで18時過ぎに買いに行きましたが、かなり少なくなっていてぎりぎり買えました。私の友人はもっと遅くに行ったため買えなかったそうで、今年は節分の日付が例年と異なっていたため特別感があり皆より節分らしいことをしようとして恵方巻を買った人が多かったのではないか、という話を友人としておりました。壽崎は節分らしいことを何かされましたでしょうか。さて1月末のレポート地獄から解放され、今度は来月の引っ越しに向けて部屋や研究室の片づけもしなければならなくなりました。今の学生寮には6年間住んでいたため一度部屋替えをしたもののやはり物が多く、大掃除が大変な状況です。内定先は社宅があったため、入居希望を出しておりますが、内見がまだできたおらず、具体的にどのような部屋かまだ分かっていません。社宅とはいえ完全な一人暮らしは初めてであり今からすでに楽しみですが、今はまず引っ越しの準備を進めていきたいと思います。今月は授業が全て終了したこともあり、あまり学習面での報告ができませんでした。時間のある今のうち大学お図書館も有効活用し4月から現場に出る前に専門的な文献に触れておきたいと思います。

とおっしゃって頂きました。
節分の豆まき、今年はコロナ禍のため出来ませんでした。福は内、は叶わず少し残念でした。この奨学生の方は福を内にもって6年間の学生寮からお勤めの社宅へ4月からの生活です。おめでとうございます。ありがとうございました。


次の方、入学前は人前での発表は苦手だったのが、場数を踏むことで解決。苦手でも挑戦することで解決と。では、

○梅の花のつぼみも膨らみはじめ、ほのかに春を感じる今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。今月の近況報告をさせて頂きます。2月は修論発表がありました。発表20分、質疑10分という形式です。はじまる前は緊張しましたが制限時間内に発表でき、先生方の多岐にわたる突発的な質問にも、自分の意見やこれまで学んだ知識から答えを述べることができ、手ごたえを感じました。これも発表の練習やスライドのアドバイスを下さった研究室のメンバーのおかげだと思います。またこの修論発表を踏まえて2年間での自身の成長を感じることができました。入学前は人前で発表に苦手意識がありましたが、この2年間で研究室でのデータ発表や学会発表等、場数を踏むことで払拭できたと感じます。苦手でもとりあえず挑戦することが大事だと身をもって学ぶことができました。これに関連して英語で「Leap before you look」ということわざがあります。日本語では「見る前に跳べ」という意味です。イギリス出身の詩人であるオーデンが書いた詩の一節が由来で簡単に言うと「石橋を叩いて渡る」の反対の意味です。詩の一部には「たとえこの場所から見れば緩やかに見えても君が行く道は短く険しいのである。見たいならば見ればいい。でも君は跳ばなくてはいけない」とあります。私は先のリスクを考えすぎるところがあり、石橋を叩きすぎてチャンスを逃しそうになることがあります。そんな時にいろいろ考えすぎる前にまず跳んでみる、自分を鼓舞してくれる言葉です。この2年間の研究室の生活でできた座右の銘です。今後もこの言葉を心に留めて、博士課程進学後も恐れず挑戦していこうと思います。

とおっしゃっておられます。
私は石橋を叩いて渡る者ですが、若い頃、若い方々の失敗は成功のもと。この方のおっしゃるように「見る前に跳べ」です。いい言葉を教わりました。先ずやってみることです。ありがとうございました。


次の方宮崎では2月に「日南寒桜」が満開と楽しいお手紙です。初詣に行きおみくじは大吉と。では、

○それでは近況報告をさせて頂きます。県独自の緊急事態宣言から1ヶ月。緊急事態宣言が解除になり、年明けの多かった時に比べると感染者数が落ち着き始めています。0人の日もあればクラスター以外はほとんど感染者がいないと、先月に比べると少しではありますが安心して買い物ができるようになりました。これは宮崎県民の協力の成果だと感じます。先月末には県外の大学に行き今年宮崎で就職するために、高校時代の同級生が帰ってきました。念のため10日ほど会わずにやっと久しぶりに遊んできました。まずは桜が見たくて桜が早く咲くことで有名な「日南寒桜」を見に行きました。日南の北郷駅にある日南寒桜は満開でとてもきれいでした。そのあとは今年の初詣がお互いにまだだったので「鵜戸神宮」「青島神社」「宮崎神宮」の三社参りをしました。鵜戸神宮では投げた運玉が縄の中に入ると良いことがあるとされている運玉は2人ともひとつも入りませんでしたが、一緒に引いたおみくじは2人とも大吉でした。おみくじには「輝」という文字があり「長い道のりに思えてもそれは夢を実現するための一番の近道となる。人生に真剣に向き合ってみよ」との記載があったので、4月から社会人ですが、目の前のやるべきことをコツコツと積み重ね頑張りたいです。そのあと宮崎神宮で一緒に引いたおみくじは9色の中から1色のお守りがついてくるというおみくじでした。そこでも私も友人も同じ「紫」でした。先ほどの「大吉」に続き「紫」も一緒でとても嬉しかったです。今回一緒に遊んだ友人は高校の時から仲良くしてもらい大学時代も宮崎と佐世保で遠い中たくさん支えてもらいました。4月からは同じ宮崎で社会人として働きますが、支え合いながら社会人1年目を乗り越えていけたらと思います。

とおっしゃっておられます。
鵜戸神宮のおみくじに感動しました。ほんとに人生はこのおみくじ通りでした。この友も有難い存在だと思います。宮崎に行ってみたいなと思いました。ありがとうございました。


次の方、入学して最初の頃は一人暮らしやオンライン授業、慣れないことばかり、ついていくのに必死。今は楽しく成長。では、

○春の陽気は待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。お手紙遅くなってしまい申し訳ありません。さっそくですが今月の近況報告とさせて頂きます。先日遂に1学年次の授業が全て終わりました。大学生になって1年間振り返ってみて多くのことを体験できた年になったと思います。また反省すべき点、良かった(続けていきたい)点も両方とも多くあります。大学生活が始まったばかりの頃は一人暮らしやオンライン授業に慣れないことばかりで、ついていくのに必死でした。しかし今は自分なりの学習方法リズムを作ることができ看護の勉強を楽しいと思いながらできるまでに成長することができました。予習、復習の方法も短期集中の方が自分に向いていることの気づきあまり時間をかけすぎないで取り組めるように工夫してきました。この1年間どうしても人と比べてしまい、まだまだだと落ち込むこともありましたが、焦らずに積み重ねていく大切さも感じました。実習はこの1年全て学内でのものとなりましたが学ぶことは多く、特に患者さんとのコミュニケーションの取り方など勉強になることばかりでした。2月は試験も多かったのですが、無事に全て合格することができました。春休みの間も気を抜かず、2年次に向けての学習をしっかり続けていきたいと思います。

とおっしゃっておられました。
この1年落ち込むことなどありましたが、焦らず積み重ねていく大切さを覚える。ありがとうございました。


次の方大学1年生の方。勉強面でのご苦労のお話と同時にこの1年間一人暮らし生活で食事、洗濯でご両親への感謝の心。では、

○2月の近況報告をさせて頂きます。今月の前半はテスト三昧、後半はアルバイト三昧の毎日でした。大学に入学するまでは生物を学んでいなかったので私には体の構造や機能に関する基礎知識はほとんどなく正直この1年間勉強面ではとても苦労しました。高校までとは違い、全ての内容が将来に直結した専門的なもので「理解しなければ」というプレッシャーも大きくテスト期間は毎日2時間睡眠の生活でした。正直きつかったけれど、その分「理解できた!」と自信を持てた時の喜びが大きかったです。またテスト期間を通して改めて両親へ感謝することができました。昨年まで勉強に集中していても、決まった時間にご飯や弁当が用意されていたし、常に洗い立ての良い香りのする服を着ることができていました。私はそのことに感謝しているつもりだったけれど、そのありがたさの今年一人暮らしをしてみて本当の意味で気付けた気がします。テスト期間であってもアルバイトが忙しくても、疲れていても、ご飯や洗濯、掃除を一人でしなければならず「寝たいけれど寝られない」という日々が続いていて、父や母は毎日仕事が忙しい上に家事などを文句一つ言わず行ってくれ、私を応援してくれているのだと気付けました。本当に感謝してもしきれないほどです。私が自由にやりたいことに挑戦できているのは、本当にたくさんの方の大きな支えがあるからなのだと改めて感じました。いつも支えてくれる全ての方のためにも勉強を頑張って、早く一人前の大人となり、夢である助産師となって恩返しがしたいです。入試から1年を考えると、とても時が過ぎるのがあっという間に感じます。本年度も一日一日、一瞬一瞬の時間を大切に過ごし充実した大学生活を送りたいです。

とおっしゃっておられます。
大学生となり1年生の初めての生活。一人暮らしでご両親への感謝。目標達成への決意など。ありがとうございました。


次の方、昨年は友人とスキーや温泉の思い出の春休み。今年の春休みは趣味を見つけたい、コロナで家にいる間にと。では、

○大学の期末試験がようやく終わり春休みに入りました。昨年の春休みは大学に友人とスキーに行ったり温泉に行ったりととても楽しい思い出をたくさん作ることができましたが、今年の春休みはコロナの影響で外出が制限され旅行などは難しくなってしまいました。今年の春休みは趣味を見つけたいと思います。自分はいつも趣味を聞かれるとうまく答えることができません。趣味を作ろうとしたことは何度かあったのですが忙しくてできなかったり、続かなかったりして、中途半端に終わってしまい自信をもって趣味と言えないからです。そこでこの春休みを利用してできるだけ家でできるような趣味を発見できたらなと思います。以前の近況報告でも申し上げたのですが、私は大学の講義で絵画についての話題が上がり、絵に興味を持ちました。また最近ある画家の動画があり、とても感銘を受けました。春休みは是非絵に挑戦し、趣味にできたらいいなと思います。趣味だけではなく新しいことを日々見つけることができるような充実した日々を過ごせたらいいなと思います。また私は大学院への進学も考えているため、受験を見据えて勉強も頑張りたいと思います。このように考えてみると昨年と同じ、それ以上に充実した春休みになるのではないかと思います。一日一日を大切に過ごしていきたいです。

とおっしゃっておられます。
コロナがあるお蔭で新しい自分が生まれる。趣味を自分の中から見出したお話でした。ありがとうございました。


次の方は自分には今2つの別れがあるご報告です。1つは大学の卒業です。2つ目は壽崎育英財団との別れと言われます。では、

○3月となり様々なことと別れる時が来ました。私には2つ別れがあります。1つ目は短期大学との別れです。今月の10日に大学の卒業式がありました。今年はコロナウィルスの影響で保護者が参加できず、卒業生と在校生だけで開催されました。私は大学行事の運営を行う学友会の副会長だったので式で流す卒業DVDを作成しました。DVDは2年間撮り続けた学校生活の写真をつなぎ合わせて作りました。作成中は様々な行事の写真を見て2年間を振り返っていました。コロナウィルスで行事は減ってしまいましたが、毎日充実した生活を送ることができたなと思いました。この2年間で友達が多くできました。その中には同じ職業を目指す方がいました。そのため将来でも交流できると思います。他にも同じ編入大学へ進む方もいます。編入先でも助け合いながら勉学に励むことができるでしょう。2つ目は寿崎育英財団とのお別れです。私は去年の4月から奨学金をいただいていました。また毎月の受給とともに生活近況の報告をさせていただきました。その中には私のゼミナール研究や購入した本、コロナウィルス、ズーム講義、農業体験などの内容がありましたが、特に私は島根大学編入学試験の合格を報告できたのが非常に嬉しかったです。私は時々毎月の報告で何を書いたら良いだろうと考える時もありましたが、この報告が新たな挑戦をするきっかけになった事もありました。貴財団は金銭面だけでなく、心理面でも私をご支援して下さったことに大変感謝しております。このような別れがありましたが4月からは新たな出会いと挑戦が始まります。島根大学では私の将来のために農業や経営、流通などの勉強を中心に頑張っていきたいです。勉強の他にもアルバイトやサークル、農業研修などに挑戦して将来に役立てたいと思います。

とおっしゃっておられます。
卒業DVDつくり。2年間の撮り続けた学校生活の写真をつなぎ合わせ。ご苦労様。楽しかったでしょう。財団との別れ。心理面でも支援と。ありがとうございます。島根といえば「出雲大社」博士号をとり国民のお役に立てて下さい。ありがとうございました。


次の方実習の少年鑑別所について文章を書くことが得意とのこと。2つ目は人が好き、話し好き、聞き上手、人に好かれる笑顔。では、

○2月になり春休みになりました。今年の春休みはやるべきことがたくさんあります。私は公認心理士になるため大学院を受験する予定です。そのための心理学の勉強と実習をこなさなければなりません。2月には実習が3回ありましたが、その中でも一番印象に残った少年鑑別所の実習について書こうと思います。今回の実習は少年鑑別所の先生が大学で講義をして下さいました。この講義では少年鑑別所で働く心理師にとって必要なことを2つ知りました。1つ目は文章を書くのが得意であることです。少年鑑別所では鑑別をするために行ったカウンセリングなどを全て文章にまとめます。この時に文章を書くのが苦手だと自分の伝えたいことが正しく相手に伝わりません。自分の考えや感じたことを正しく相手に伝えるために文章を書く練習が必要なのだと感じました。2つ目は人が好きであることです。心理師はクライアントがいて初めて成り立つ職業です。だから人と関わることが好きでなければ仕事ができません。私は人と会話することが好きです。相手の話を聞いたり、自分の話しを聞いて貰ったり普通の会話だけでも様々な気付きがあります。例えば「大丈夫」という一言だけでもたくさんの捉え方ができます。笑顔で「大丈夫」と言われるのと暗い顔で「大丈夫」といわれるのでは同じ「大丈夫」でも受け取り方が変わってきます。このように会話は言葉だけでなく表情やその場の空気など様々な情報のキャッチボールです。この情報のキャッチボールは複雑ですが、私はこの複雑さが好きです。人は言葉だけではすべてを語れません。そこに人の奥深さがあるような気がしておもしろいです。今回の実習でさらに公認心理師になりたいという気持ちが強くなりました。この手紙を書いてやはり私は人と関われるのが好きだと再確認することができました。これからの1日1日が公認心理師になるための挑戦だと思います。自分にできるベストを尽くして頑張っていきたいと思います。

とおっしゃっておられます。
読ませて頂きながら私が講義を受けている気持ちでした。文章を書く練習をします。そして人が好きになる。笑顔が大切な武器に、と思います。ありがとうございました。


次の方論文発表会は視覚的に分かりやすくするためスライド作成に苦労。皆さんの意見をもらった内容です。では、

○2月の生活近況報告をさせて頂きます。1月に卒業論文を提出し、2月はその卒業論文の発表会があったため発表の準備をしておりました。文字ばかりでの説明だった論文と違い発表会では視覚的に分かりやすいことを心がけたスライド作成がとても難しかったです。一人一時間という時間を頂き、15分〜20分の発表に45分の議論という発表会でした。私の卒業論文内容は先月のお手紙で既にご存知だと思いますが、地方創生に潜む均質化がテーマでした。ゼミ生と協力し合って発表当日までお互いの発表を見合い、意見を出して修正を繰り返しました。発表当日はとても緊張しましたが初めて私の論文を聴く人にとっても伝えたいポイントがはっきり分かるプレゼンテーションを意識することができたと思います。発表後は後輩や他のゼミの先生から多くの質問をいただきそれをきっかけに議論が活発になりました。無事に発表が終わり安心しました。又先日今学期の成績が開示され卒業単位を全て修得できており、家族に報告しました。両親には大学まで通わせてもらい、短期留学や海外ボランティア等私のしたいことを全て自由にさせてもらい感謝しています。私が教員になる夢を叶えることができたことや卒業できることを、とても喜んでいる様子でした。両親に感謝するとともに寿崎育英財団の皆様に感謝しております。奨学生に3度も採用して頂いたこと本当にありがとうございます。奨学生になれたことで私は資格取得試験や自分の興味、関心のあることに挑戦することができました。来月は卒業を控えているため、これまで私を支えて下さった方々への感謝を忘れることなく最後まで奨学生という自覚を持ち続けます。そして社会人になる準備をし、皆様に恩返しできる人間になりたいと思います。

とおっしゃっておられます。
論文を聴く人の立場でポイントが分かるようにお考えての発表。人生は自分1人では生きていけません。相手の立場でものごとを判断し行動すると先達は教えております。どうぞお幸せな人生でありますようお祈り申し上げます。ありがとうございました。


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