令和4年12月12日 |
公益財団法人寿崎育英財団奨学生の皆様へ |
平成14年 鹿児島 理事 大津学様の奨学生へのメッセージです。
平成14年11月
理事 大津 学
本年度より理事を拝命しましたので、奨学生交付式ならびに奨学生指導会には初めて出席させていただきました。この時の感想も含めて日頃思うことを述べさせていただきます。
まず、直接奨学生の皆さんと接して、お一人お一人がしっかりとした将来への目標をもって勉学に励んでおられることに感心しました。
是非卒業されるまでその志を失わずに、学生生活のすべての活動を充実したものにして頂きたいと願います。
先日、ある大学の総長の講演で次のような話を聞きました。
「大学はもとより学問を修めさせることが目的であるが、一方そのことを基盤にして社会の為に自ら汗を流すことのできる人材を育てるのが使命である」
とても深い言葉だと思うと同時に、あえてそのことを話されるということに今の学生の皆さんへの期待感を感じました。
私自身がここに数年来つくづく感じることは、時代の流れが大きなうねりで変わろうとしているということです。
ただ大事なことは、そこには変わるべきものとそうでないものとの見極めをしっかりとしなければならないとも思います。
たとえば規制と秩序の概念はきちんと仕分けされなければなりません。そして新しい時代を作っていくのは間違いなく奨学生等の若い方です。私は大いに期待し、楽しみにしています。
今を頑張る奨学生の皆さんに力いっぱいのエールを送ります。
以上
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